県庁環境保全率先実行計画(鹿児島県)
県では,「県庁環境保全率先実行計画」に基づき,省エネルギーの推進やリサイクルの徹底など,日常の活動を通して環境の負荷の削減に努めています。
令和5年3月には,2050年カーボンニュートラルの実現に向けて「鹿児島県地球温暖化対策実行計画」を改定したこと等を踏まえ,社会情勢の変化や,これまでの取組の成果等を勘案しながら更なる取組の推進を図るために改定しました。計画期間は2023年度から2030年度としています。
また,平成14年度からは,県環境物品等調達方針を毎年度策定しており,グリーン購入の推進を図っています。
取組項目及び目標
本計画では,「2030年度までに温室効果ガスの排出量を,2013年度比50%削減」することを目標としています。また,環境保全の取組(主なもの)について下表のとおり掲げ,目標達成を目指しています。
【基本的な方針の視点】
1施設や設備における省エネルギー化の推進,再生可能エネルギーの導入推進
2環境に配慮した取組と快適な職場環境の両立
3県民や民間事業者への普及啓発につながる率先的な行動の推進
4職員一人ひとりの意識の醸成と創意工夫による取組の推進
【柱となる取組】
1施設整備の改善 |
(1)省エネルギー設備等への更新,再生可能エネルギー導入等の推進 省エネ性能の高い設備や機器への切替え(LED等),省エネ配慮の建築・改修の推進,機器の適正な管理運用,再生可能エネルギーの計画的な導入推進など |
2職場環境の工夫 | (2)職場環境や働き方の工夫による省資源・省エネルギーの取組
ワークライフバランスの推進(ノー残業デーの徹底等),消灯の敢行,両面コピーや裏面印刷の徹底,会議資料の少量化,空調の適正管理,グリーン購入,環境配慮契約など |
3移動のエコ化 | (3)環境に配慮した車両の導入,エコドライブ等の推進
公用車への電動車の導入促進,エコドライブ,出張や通勤時の公共通機関の利用など |
4ICT利活用 | (4)職コミや電子申請システム等のICT利活用の推進
職コミのメールや回覧等の機能,電子申請システム,Web会議等のICT利活用による省力化・効率化・ペーパーレス化など |
5率先行動・普及啓発 |
(5)県民運動やキャンペーン等を通じた率先行動の促進と普及啓発
地球環境を守るかごしま県民運動,県職員自らによる率先行動の展開(クールビズ,ウォームビズ,ノーマイカーデー),エコライフデーなど各種キャンペーンの浸透・促進など |
6意識の醸成 | (6)研修を通じた意識の醸成
職員研修や職場研修による職員の意識の向上,環境関係法令の遵守,各職員による「デコ活」の取組など |
7県の事業における取組 | ⑺イベントや公共事業等における環境への配慮
環境に配慮したイベントの開催,公共事業における環境への配慮など |
県庁環境保全率先実行計画(改定の概要)(PDF:293KB)
令和4年度項目別削減状況及び令和3年度温室効果ガス削減状況(PDF:52KB)
令和6年度鹿児島県環境物品等調達方針(PDF:1,134KB)