インラッシュ電流(突入電流:Inrushes Current)とは
モータ・コイル・トランスなどの誘導負荷やコンデンサなどの容量性負荷など、通電直後や急激な電圧や電流の変化を与えた場合に定常電流より数倍から数十倍の電流が流れる物がある、この電流のことをいい場合によっては負荷にダメージを与えたり最悪の場合負荷を破壊する場合がある。
直流安定化電源装置や交流安定化電源装置などは、出力インピーダンスが低くなるように設計されている為、単体評価時に通常の状態より多くインラッシュ電流が流れる場合があるので、定電流設定(CC)などを許容する電流値に設定することでインラッシュ電流を低減することが可能。その他にもインラッシュ低減に効果のある機能を装備した電源もある。