私は盤屋だったので、本安の工事の経験があまりありません。
私の理解ですので、間違っているかもしれません。参考程度にしてください。
規程では最も低い抵抗の接地種別がA種だからです。
なぜ低い抵抗の接地が必要かというと、回路の対地電圧を低くしたいからです。
危険区画の回路の絶縁劣化や短絡で、勢力の弱い電流を想定している回路に
大きな電流が流れ込んだ場合には、ヒューズの溶断で電流が流れることを防ぎます。
またツェナーバリアのプラス側出口にある抵抗で、電位の上昇を防ぎ、
A種接地(10Ω以下)された接地側に電流を流し回路の対地電圧の上昇を
防ぎます。
接地種別は最も抵抗値の低いA種で施工し、
単独で5.5SQ以上で施工します。
しかし、バリア本体は5.5Sqを接続するには端子台小さいので、
2SQで配線し、外部端子台に5.5SQ以上を接続できる端子台を用意していました。