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制御線の電線管サイズ

  • このトピックには4件の返信、1人の参加者があり、最後に管理者Aにより2年、 5ヶ月前に更新されました。
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    投稿
  • #1595
    管理者A
    キーマスター

    お尋ねのケースの電流や長さなどがわかりませんが

    電線管工事をする目的のひとつに、後のメンテナンスを
    容易にする事も重要なことだと思います。

    このケースで2本収めた場合、収まるのは可能でしょうが
    果たして、後にケーブルの入替が必要になった時にどうなのか?

    また、管の収容率はケースバイケースで必要な条件を満たせば
    最大48%も認められています。(うろ覚えですが・・・)

    ご参考になれば幸いです。

    #1596
    管理者A
    キーマスター

    内線規程には、電線管とそれに入線できる絶縁電線数とが載った幾つかの表があります。
    これは、通線や線の引替えが容易にできる範囲を示したものと考えられます。
    この表の備考欄には、次のような注釈があります。
    「本表は、実験と経験に基ずき決定したものである。」
    内線規程には、他にも、入線する電線の断面積の総和が、管の断面積の32%以下、48%以下とするべき規定があります。
    これらも備考欄の注釈によるものと、推察します。

    #1597
    管理者A
    キーマスター

    笛吹童子様

    お返事遅れました。

    >「本表は、実験と経験に基ずき決定したものである。」

    内線規程が手元にないのが申し訳ないですが上記の注釈があるということは理解しました。内線規程に記載してあるのであればそれ自体が有力な根拠になりますし、「入線や引替えが容易にできるため」という理由や「実験と経験に基づき決定した」という過程にも特段、異論はありません。

    >内線規程には、他にも、入線する電線の断面積の総和が、管の断面積の32%以下、48%以下とするべき規定があります。

    これらの数値も把握はしておりました。(おぼろげながらですが。)
    ただ今回、疑問だったのは茶本にはそれ以外に「制御、通信用ケーブルを電線管に収める場合20%や25%」という数値が用いられていたため、同様に何か根拠があるのかなと思った次第です。(電線ではなくケーブルだからかなという推測はしております。)

    内線規程のように実験と経験に基づき決定、でもいいのですが何か根拠があるのであれば基本的には素直に従おうと思っています。茶本では原則、という含みを持たせた書き方がしてあるため、従わなければいけない明確な理由がないのであれば少し位サイズが外れてもいいかなぁ等と思い(わるい心が働き・・。)投稿させて頂きました。

    あまり拘るつもりはないのですが、もし何かご存じでしたら引き続き情報をお待ちしたいと思います。

    PS
    まとめてのレスで失礼しますがデンスイ様もありがとうございました。

    #1598
    管理者A
    キーマスター

    久しぶりにココ来た、電気工事屋です。
    電気の話題が有りましたので。。。

    皆さんもご理解なされておられるように、内線規程によるものから派生しています。
    ただ、内線規程に書かれている物は、電線(基本的に IV電線)と、それを保護する電線管 についての記載です。
    ケーブルやケーブル保護管に関する物では有りません。

    20%が良いのか、38%が良いのか? それは、ぶっちゃけた ところ、各社の基準です。
    60%だから、違法とか違反 という事では有りません。

    また、屋外だから厚鋼電線管 という考え方も一概には言えません。
    ねじ部やから腐食し、ねじなしの方が堅牢という実験結果も出ています。

    電線と違い、ケーブルは外装で保護されていますから、機械的損傷を受けない様な場所であれば、ケーブル保護管(電線管)に収めなくとも良いのです。

    ただ、建築設備設計基準を守らなければならず、且つそれに20%以下とする様に記載されているのであれば、その指示には従わなければならないでしょうね。
    ちなみに、EM-CEE 1.25sq-2c x2本 許容占積率20%の場合、G-36 となります。
    ふと~~(笑)

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